エアコン室外機純水微細噴霧冷却システム

2023/9/22更新

エアコン室外機純水微細噴霧冷却システムとは

省エネかつ空冷室外機から発生する顕熱抑制技術を使用したシステムで、省エネかつ、環境対策にも有益なシステムです。

 

背景

原発稼働率が今後低下する状況にあります。また、円安にも起因し電気代は上がる傾向にあり、まさに節電が企業の課題となっております。
更に環境対策、特にヒートアイランド対策として、空冷式室外機から発生する顕熱を抑制する技術による効果も大きいと考えられます。

 

 

電気代の削減率

[Point] 冷房電気コスト大幅削減!!

 

冷房装置は室外機のアルミフィンで冷媒を空冷しています。冷媒温度が下がると、コンプレッサーの回転数を遅くできるので、電力消費が減ります。新開発の微細噴霧システムにより冷媒を冷やすと消費電力を平均20%削減できます。

 

 

技術のポイント

  • 噴霧水の粒径(ノヅル)
  • 噴霧水量
  • 噴霧頻度(タイマー)
  • アルミフィン噴霧角度
  • RO水の使用(ノヅルの詰まり解消)

室外機のアルミフィンへの散水は電力削減に有効ですが、水道水や井戸水には硬度成分等が多く含まれているため、アルミフィン上で多量の蒸発残渣を生じて、熱交換能力の低下や劣化を速めます。本システムは水道水圧を利用して安価に製造した、純水を使用しますのでこれらの恐れはありません。
また、従来の散水方法は散水量が多いため、上下水道料金が電力料金削減額を上回ることがありましたが、本システムでは微細噴霧電力料金削減額以下です。

 

 

新開発システム

製品外観(RO生成ユニットと噴霧ユニットがセパレート)
噴霧ノズル、ダイアフラムポンプ、ROフィルター、タンク制御盤 等で構成

 

RO水生成ユニット
RO水生成ユニット
噴霧ユニット
噴霧ユニット